【ADVPCG】バクオングexデッキその2(ブラッキー採用型)
今回以前記事にしたバクオングデッキを改良(というよりほぼ別物)したデッキを紹介します。(これを作るために弱い頭をフルに使って、没案も出しながら頑張って考えたのでご覧いただけると僕が喜びます。)
デッキレシピ
※前回から引き続きポケモンカード旧シリーズ検索さま(http://pcg-search.com)のデッキ作成機能を使用しています。
ポケモン 20
4:バクオングex
1:ドゴーム
3:ゴニョニョ
2:イーブイ(pcg6)
2:ブラッキーex
1:ブラッキーδ
2:ポッポ
3:ピジョット
1:レジロックex
1:ジラーチ
サポーター&トランシーバー 15
4:ホロンのトランシーバー
2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険家
1:ホロンの科学者
3:ロケット団の幹部
2:ダイゴのアドバイス
3:ウツギはかせの育てかた
トレーナーズ 14
4:ふしぎなアメ
3:ポケモン回収装置
4:暴風
2:巨大な切りかぶ
1:逆転!マジックハンド
エネルギー 11
3:ブーストエネルギー
4:悪エネルギー
3:ホロンのコイル
1:ホロンのポワルン
デッキ解説
・バクオングex
非常に強力なポケモンで、ポケボディでバトル場やベンチのポケモンにダメージを蓄積させることができるほか、2種類のわざで試合をコントロールしていくこともできます。上わざのくつがえすは特殊エネルギーが強いこのレギュレーションにおいて非常に強力で、加速の少ないデッキ相手では、ホロンのポワルンをはがしているだけでテンポをとっていける試合もあります。下わざのハイパーテールは多くの主力級のポケモンを2発で倒せるので強力です。ジュペッタexやフライゴンδといったポケモンを一撃で倒せるのも大きな魅力です。
・ブラッキーex
ポケパワーのダークリングが強力で、普通に使っても強いですが、サーナイトexδのようなベンチにエネルギーを蓄える相手に使用して、バクオングexのくつがえすと合わせて相手のプランを崩していけるとより強力です。
・ブラッキーδ
特殊エネルギーがついた相手ポケモンにダメカンをのせることができます。バクオングexのポケボディやくつがえすと合わせて相手を消耗させることができ、ハッサムexや苦手なナッシーライチュウに対して有効にはたらきます。他にも本来バクオングexで一撃で倒せず苦手なミュウ☆δをハイパーテールで倒せるようにすることもできます。イーブイが2枚のみのため出す相手は慎重に選ぶ必要がありますが、有効にはたらかせることができれば有利に試合を進められます。
・暴風+巨大な切りかぶ
バトルフロンティアが苦手で、ナッシーライチュウにも不利なため多めの採用になっています。また、巨大な切りかぶでブラッキーexを落とすことで再利用できます。
各デッキとの戦い方
・封印サーナイト
かえんだまでベンチに移されたホロンのポワルンをダークリング+くつがえすで落とせれば、エネ加速のない相手のエネルギーを不足させることができ、有利に展開できます。ただ、ピジョットのポケパワーが使えないとカードを持ってきづらくなるので、サポーターの使いどころは慎重に考えましょう。
・わるいバンギラス
くつがえすで相手のエネルギーをはがしていくことを基本としながら、相手のプレイングや構築に合わせて柔軟に動きましょう。悪エネルギーをためていく相手にはブラッキーδを立てる、スピンテールで攻めてきた場合には切りかぶを使うなどが基本になります。また、レジロックexも活用しましょう。
・ナッシーライチュウ
バクオングex単体で見れば大きく不利ですが、ブラッキーδやレジロックex、大きな切りかぶといった有効なカードが多数入っているのでそれらを生かして戦いましょう。また、暴風を手札に温存するなどして封印の結晶を維持させないようにしましょう。
・カメルギ(不利)
有効な対策カードが入っておらず相手の動きを妨害できないため原則不利です。早期にバクオングを着地させてダークリングやマジハンで相手のカメックスを狙うなどすれば勝てる可能性はあるかもしれません。
・ハッサム単
エクストラノイズやデルタムーンで相手を消耗させることで、相手のダメージ軽減を無視してHPを削ることができます。リムーブやリバースがあるのでポワルンやレジロックは慎重に使いましょう。
・ジュペラミ(有利)
バクオングexでもブラッキーexでも主力のジュペッタexを一撃で倒すことができます。ハッサム単の場合と同様にリムーブやリバースに注意して立ち回りましょう。また、ソルロック(pcg5)やバトルフロンティアを警戒して立ち回りましょう。
・フライゴンδ軸
フライゴンexδが主力の場合やナッシーδを使用する場合などがありますが、どちらの場合でもフライゴンδから動くことが多いので、ダークリングで引っ張って倒すことで有利に展開できます。ブラッキーδも有効なので積極的に使用しましょう。ジュカインexδが採用されている場合は厳しいですが、エクストラノイズで消耗させてマジハンで引っ張るなどして打開しましょう。
・レックヘルガー
バクオング以外のポケモンは極力ベンチに出さないようにしましょう。レックウザexδ自体はエクストラノイズの削りもあってハイパーテール一発で倒せることも多いので、手札に暴風やエネルギーを常に持っておくことを意識しましょう。
・ジュカイン(不利)
苦手なカード筆頭であるジュカインexδが主軸な上、基本エネルギー主体のデッキなので非常に厳しいです。エクストラノイズでの消耗を狙っても、ジュカインexのグリーンヒールで回復されてしまうためそれも厳しいでしょう。
・悪ヤド(有利)
バクオングexのハイパーテール一発で倒せるため有利だと思われます。神秘のかけらをすぐはがせるように暴風を手札に維持することを意識しましょう。
・化石ニョロトノ
エクストラノイズで削り、ダークリングで引っ張りだすことで倒していきます。ただ、ニョロボンが闘タイプで弱点を突かれてしまうので注意しましょう。また、相手がベンチを広げてきた場合は切りかぶを使ってもいいでしょう。しんぴのまもり持ちに引かれた場合はドゴームやブラッキーδで解決するといいでしょう。
苦手カード
・ジュカインexδ
バクオングが技を打ちづらくなる上、ダークリングも使えなくなるため苦手候補筆頭です。エクストラノイズの削りを使って対処しましょう。
置かれるとほとんどのポケパワー、ボディが使えなくなってしまいます。使用するデッキは限られるので、使いそうなデッキに対しては早めに暴風か切りかぶを準備しておきましょう。
・しんぴのまもり、ラティオスexδなど
ポケモンexで戦うデッキなのでどうしても苦手です。ダークリングでベンチを狙う他、しんぴのまもり持ちはデルタムーンで削って非エクで倒す、ラティオスexδはエクストラノイズで削ったり、ベンチで準備してる隙を狙うなどしましょう。
・レジロックex
弱点を突かれるうえにこちらからは一撃で倒す手段がないためかなりつらいです。
準備に時間がかかるポケモンなのでその隙を狙うか、デルタムーン+エクストラノイズで無理やり削って押し切りましょう。
いれてもいいカード
・各種エネルギー
エネ加速がないため毎ターンエネルギーを貼ることが重要です。そのため、エネルギーをもう1,2枚増やすことが考えられるでしょう。
・シャワーズex
苦手カードであるレジロックexに強い他、しんぴもちに対しても有利に戦うことができます。
・ブースターex
苦手カード筆頭であるジュカインexδを一撃で倒すことができます。他にもハッサムexを倒せたり、ポケパワーを遅延や2分の1ではあるもののダメージ調整に使うことができたりと活躍の幅は広いです。
・エーフィex、エーフィ(advex1)
ラティオスexδ、ニョロボン、ナッシーδ、サーナイトなどに使っていきましょう。エーフィexはポケパワーと素の打点の高さ、エーフィ(advex1)は非エクである点、ブーストエネルギー1枚で使える点があり、環境によって使い分けましょう。
・スーパーポケモン回収
ブラッキーexの他、ブーストエネルギー使用後や消耗したバクオングex、ジラーチなどをコイン依存ですが状況に合わせて回収できます。ただこれを入れる場合暴風や切りかぶが抜け、バトルフロンティアや封印の結晶にいくらか弱くなってしまう点は注意が必要でしょう。
【ADVPCG】グラードンex(adv5)デッキ
どうも、バクオングデッキを紹介したくてブログ開設したはいいものの、その後ネタがなく放置していた者です。今回はタイトルの通りグラードンexを使用したデッキを紹介します。レックウザexδに恨みがある人は使ってみてください。
デッキレシピ
↑旧シリーズ検索様(http://pcg-search.com)のデッキ作成機能を使いました。見やすい!
ポケモン 15
3:グラードンex(adv5)
1:グラードンex(スターター)
2:コイル(pcg1)
3:レアコイル(adv3)
2:ウパーδ
2:ヌオーδ
1:ラプラス
1:キリンリキ
1:エイパム
サポーター&トランシーバー 16
4:ホロンのトランシーバー
2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険家
1:ホロンの科学者
2:ダイゴのアドバイス
3:オーキドはかせの研究
3:漂流者
トレーナーズ 14
3:水晶のかけら
2:まもりのかけら
2:ポケモン回収装置
3:暴風
4:バトルフロンティア
エネルギー 14
9:闘エネルギー
2:草エネルギー
2:雷エネルギー
1:ホロンのポワルン
デッキ解説
・グラードンex
単体として非常に強力なカードで、順当にエネルギーをつけていくだけで強いです。序盤は2エネで抵抗力無視の30ダメージを放てるので、闘タイプであることも考えると多くの初手要因を2~3ターンで倒すことができ、中盤以降はマントルクラッシュで50~60、レアコイルがベンチにいれば70~80ダメージを出すことができます。タイプやポケボディの都合でわるいバンギラスやレックウザexδを軸としたデッキに安定して勝つことができるのも大きな魅力です。ただ、同時に苦手なポケモンも少なくないのでそういったデッキに勝ちたい場合はデッキ内容を変える必要が出てきます。
・ハードロック+まもりのかけら
グラードンex(adv5)は、グラードンex(スターター)と組み合わせることで大きく耐久力が上昇します。まもりのかけらを合わせることで最大で40ダメージ軽減できるので、低火力のデッキに対しては大きな圧力になります。しかし、グラードンex(スターター)はポケモンリバースなどで場に出されると時間を稼がれてしまうので、余裕があるときにエネルギーを一つ貼っておくことが重要です。同時に二つ以上エネルギーを貼るとハードロックの効果が切れてしまうことにも注意が必要です。
・水晶のかけら
闘抵抗をもつポケモンへの対策です。わるいカイリューやレックウザに対しては弱点を突くことができるので逆に有利に動くこともできると思われます。
・レアコイル
ポケパワーのじきコントロールでマントルクラッシュの火力を上げることができます。中盤以降に手張りエネが切れにくいのも大きいです。また、グラードンexで倒しづらいピジョットを倒すことができることも大きいです。ほかにも、グラードンexの弱点である水タイプのポケモンの弱点を突くことができます。
・ヌオーδ
ポケモンのどうぐをサルベージできます。これによって水晶のかけらが必要な相手への経戦能力をあげたり、まもりのかけらを回収して相手にさらに圧を与えたり、暴風を使わせることができます。また、レアコイルと同様に水タイプのポケモンの弱点を突くことができます。
・キリンリキ、バトルフロンティア
相手の序盤の動きを遅らせます。特に2進化ポケモンを中心としたデッキに対して不利をとりやすいのでこの2枚を採用しています。バトルフロンティアには、相手に闘抵抗のピジョットを出し渋らせる狙いもあります。
デッキ相性
有利デッキ
・わるいバンギラス
闘タイプなうえにたねポケモンなのでストーンジェネレートが効きません。
・レックウザexδ軸、レックマイン
グラードンのポケボディにより技を打てません。
・ライエッグス
まもりのかけらとハードロックの存在によりダメージがほとんど通らないです。パチパチには注意が必要ですが、ライチュウδは闘弱点のため一撃で倒せます。
不利デッキ
・カメルギ、ニョロトノexなど
水弱点なので水タイプ中心のデッキには基本勝てません。またルギアexも抵抗力があり、一撃でグラードンexを倒してくるので厳しいです。
・ジュカイン
ジュカインexδを出されるとグラードンで戦っていくことがほとんどできなくなってしまいます。ヌオーδを使って戦っていくこともできなくはないですが厳しいです。
・サーナイトexδ
グラードンex(スターター)やレアコイルにふういんを使われてしまうと、まともな火力が出せなくなってしまいます。
・フライゴンexδ
ポケボディ「すなおこし」でグラードンの体力を削られてしまい、せっかくの耐久力を生かしづらいです。
苦手カード
・ジュカインexδ
理由は上述の通りです。このカードがタッチ採用されているデッキは少なくないので、ヌオーδでも戦えるようにするなど、場合によっては何かしらの対策はした方がいいかもしれません。
・ミュウ☆δ
マントルクラッシュをコピーされるとグラードンexが一撃で倒されてしまいます。ただ相手の手札にエネルギーがない場合、ハードロックやまもりのかけらを使用すれば耐えることができ、逆にこちらは一撃で倒せる場合が多いので、ほかの苦手カードよりは対応しやすいです。
・ピジョット
闘抵抗を持ち、多くのデッキに採用されているため、時間稼ぎに使われてしまうと厄介です。バトルフロンティアを置いて出すことをためらわせる、レアコイルで倒すなどして対処していきましょう。
改造案
・ポケモンリバース、リムーブ
苦手なデッキに2進化デッキが多いため、これらのカードを使って相手の展開を妨害すればそれらに勝てる可能性は上がるでしょう。ほかにも、ピジョットを壁にされた場合にベンチのポケモンを引っ張り出せるのは強力です。ただこれらのカードを入れる場合、ヌオーδや漂流者などを抜くことになるので、わるいカイリューやジュペッタexに弱くなってしまいます。
・封印の結晶、スクランブルエネルギー
ヌオーδでも戦えるようにしたい場合、これらのカードの採用も考えられます。特にジュカインexδに対して強くなるのは大きいです。しかし、どちらもグラードンexと相性が悪いので、両立するのは難易度が高いです。
・ちからのかけら
2ターン目にちからのかけらをつけながらがんせきおとしを打てば、HP40のたねポケモンを倒すことができます。これを採用する場合、ポケモンリバース、リムーブも合わせて採用してより速攻寄りにすることになりそうです。
改造の際に抜ける候補となるカード
・暴風
・ヌオーδライン
・エイパム
・ホロンのポワルン
総評
カードパワーの高い1種類のカードで戦うデッキの例にもれず有利不利がはっきりしているデッキなので、環境によって強さが変動しやすいデッキです。ただ弱点をカバーするカードがほかのそれらと比べて自然に採用できるので、構築を変えれば不利デッキのうちのいくらかと戦うこともできるかもしれません。
【ADVPCG】バクオングは最強デッキ
こんにちは、最先端pcgプレイヤー(大嘘)ことばくばくオングです。今回の記事ではタイトルの通り、私の作成したバクオングデッキを紹介します。デッキ作成の参考にしていただければ幸いです。
デッキレシピ
※一部プロキシを使用しています。
ポケモン:17
4:ゴニョニョ(adv4)
2:ドゴーム(pcg8)
4:バクオングex
3:ジラーチ(pcg2)
1:ソルロック(pcg5)
1:ルナトーン(pcg2)
1:ラプラス
1:エイパム
サポーター&ホロンのトランシーバー:15
4:ホロンのトランシーバー
2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険家
1:ホロンの科学者
3:ロケット団の幹部
2:ダイゴのアドバイス
1:オーキド博士の研究
1:ウツギ博士の育て方
トレーナー:11
4:ふしぎなアメ
3:そっくり!テレポーター
3:ポケモン回収装置
1:逆転!マジックハンド
スタジアム:6
3:呪われたほこら
3:クリスタルビーチ
エネルギー&ホロンのポケモン:11
4:ホロンのコイル
1:ホロンのビリリダマ
3:ヒーリングエネルギー
3:ワープエネルギー
デッキ解説
デッキ作成の経緯
advpcgレギュレーションにある程度慣れてきたため、主要なポケモンから外れたポケモンでデッキを作成したいと思い作りました。ネット上にレシピがなかったため、完全な自作です。初めはピジョットを使った基本的な2進化デッキとして作成していました。しかし、作っていくうちに他の2進化デッキの劣化に思えてしまったのでこれを中断。続いてはチルタリスexδのポケパワーも併用した型を作りましたが、これもチルタリスのポケパワーがあまり生きず没になりました。その後、バクオングexの長所を生かすことに焦点を当て作成したのが今回紹介するデッキになります。他の2進化デッキとは多少異なる点があるので、advpcgの主要デッキを把握している方はむしろ新鮮かもしれません。
バクオングex
このデッキの主役です。このカードには強力な点が多くあり、まずポケボディのエクストラノイズは、次に話すくつがえすを混ぜることができるのが強力な他、レックヘルガーのようなデッキに対しても負担を与えることができたり、ドゴームと相性が良かったりします。
続いて上技のくつがえすは、多くのデッキに入るホロンのポワルンや、スクランブルエネルギーなどの強力なエネルギーをはがしながら攻撃できます。これは、バンギマインなどに対しての勝ち筋になる他、自身のポケボディと合わせることで、くつがえす、ハイパーテールと打つことでhp150まで倒せるようになるのが非常に強力です。(くつがえすが刺さるような相手を重く見るのであれば、エネルギーリムーブの採用も検討されます。)
主力技のハイパーテールは、主要デッキに絞って考えれば、そのほとんどの主要ポケモンを2ターン以内に倒せるので強力です。
ジラーチ+ヒーリング、ワープエネルギー+そっくりテレポーター
このギミックの導入はこのデッキの一番の工夫点といえるかもしれません。ギミック自体は他のデッキでも見かけることのあるもので、ジラーチのデメリットであるねむりをワープ、ヒーリングエネルギーによって回避しながら裏に引いていくというものですが、このギミックは、バクオングexと相性の良い点が多いです。主に、バクオングが無色エネ要求のためこれらのエネルギーを多く採用できる点、ジラーチを多く採用することでピジョットを使わずに安定性を上げられる点、そっくり!テレポーター(以下そっテレ)との相性がいい点などがあります。特に、ワープエネルギーで逃げたジラーチをそっテレでゴニョニョに変換する動きは、 このデッキ唯一のエネ加速といえる動きなので重要です。さらに、そっテレを多く採用することで、ラプラスやエイパムを入れることができるので、デッキの安定性の向上に拍車がかかることとなります。
豊富なメタスペース
バクオングex自体には相手の展開を妨害する力は少なく、このデッキではエネ加速を原則行わないため、相手の動きを妨害するカードの存在が不可欠です。バクオングexはその性質上、多くのメタカードの効果をすり抜けることができる上、上記の構築によりメタスペースを確保できているので、多くのメタカードを入れることが可能です。今回はピジョットのポケパワー、マッハサーチを抑制するためためのソルロックルナトーン、それらと合わせることで特殊エネルギーを軸とした展開を止められるクリスタルビーチ、そしてエクストラノイズとシナジーのある呪われたほこらを採用しました。ソルロックルナトーンは、ワープエネルギーと相性がいい点も評価できます。
ベンチ狙撃
バクオングを使う強みに、ベンチ狙撃役を進化前のドゴームに任せることができる点があります。3エネ必要ですが40ダメージの狙撃は強力で、エクストラノイズや呪われたほこらでの蓄積があれば、勝ち筋になる時もあります。ただいかんせん打てる場面が限られているので、それが不満であれば別の狙撃役を入れることや、竜星の滝や思い出の実を入れることを検討してもいいかもしれません。
有利デッキ
不利デッキ
•ライエッグス
苦手カード
•闘ポケモン
•ミュウ☆δ
ハイパーテール一回で倒せず、ハイパーテールを使われてしまうため。
立ち回り
進化前のドゴームが持つ技、じゅうていおんを活かしたい場合は検討してもいいかもしれません。
総評
このデッキはジラーチや各種エネルギーと組み合わせることにより、標準的な2進化デッキよりも早く動ける他、豊富なメタカードで相手を妨害できるため、様々なデッキに有利に立ち回ることができます。
また、動きは複雑ではないため今から始める、最近始めた方でも使いやすく、他のデッキとは一味違った動きをするデッキなので、このレギュレーションである程度プレイしたという方にも満足してもらえるかと思います。
感想他
すごく個人的な話になるのですが、僕はバクオングが好きだから作っててとても楽しかったです(そもそもデッキ作成は楽しい)。バクオングexはポケカ史上一番ポテンシャルの高いバクオングだと思うので、全国のバクオング好きの方には是非ともadvpcgレギュを始めていただきたいです。
また、当記事を読んで出た疑問点や誤りなどありましたらご気軽にコメント等していただけると嬉しいです。